1. 授業について

1)Biochemistry  (生化学)

  • 週3回(月、水、金)
  • 週3回の講義。週1回のTAセッションが必須。
  • 解糖系、トリカルボン酸回路、アミノ酸生合成、糖新生、などを学んだ。体内や植物の中で起きている様々な化学反応を学べてとても興味深かった。
  • 大学でとった授業の中で一番難しい授業だったので今までより勉強をしなければいけなかった。大変だったが色々と勉強になった授業だった。

(友達との勉強会の様子)

2)Physics I(物理I )

  • 週3回(月、水、金)
  • 週3回の講義。毎週課題が一つとクイズが必須だった。ファイナルプロジェクトではスーパーマリオの世界の中の物理の分析を行った。
  • 運動学、単振動、惰性、円運動、回転運動など物理の基礎原理を主に学んだ。今行っているリサーチが​​生物物理学(Biophysics)なので、この授業で学んだ物理の基礎は役立つと思う。

3)Engineering Biology: Cells and Tissues(生物工学)

  • 週2回(火、木)
  • このコースでは、生物学、医学、工学の交差点から人間の病気の理解、診断、治療を促進するための新しい再生医療の開発などを学んだ。オルガン・オン・チップおよびオルガノイド・モデルなどの 単一分子から細胞の集合体に至るまで、生物学的システムを操作するための最新の技術の論文を授業前に読み、授業では主に議論やプレゼンテーションを行った。
  • プロジェクトでは、子宮内膜癌の転移を3Dモデルでどう再現できるかを研究した。

4)Advanced Research Tutorial in Biology(生物学研究上級セミナー)

  • 大学で生物学の研究を行っている生徒のためのチュートリアル。通常のクラスと同じ単位を貰うため、同等の時間と労力をリサーチに費やすことが期待される。私は Dr. Jennifer Mitchelの元で細胞学の研究を行っている。細胞と分子の生物学的手法、および工学の原理を利用したアプローチと方法論を使用し、細胞と組織が増殖、移動、および動作する方法を研究している。上皮細胞の静止グループ内に存在する高度の移動性を発揮する癌細胞が細胞組織全体の行動にどのような影響を与えているかを研究している。

(創傷治癒アッセイ:集団上皮移動と衝突の瞬間)

5)Hiking (ハイキング)

  • 週2回(火、木)
  • キャンパス近くにある色々なハイキングトレイルを一時間近く歩く授業。自然を満喫でき、かつ気持ちもリフレッシュすることができてとても良かった。

(ハイキングトレイルの途中にあった遺跡)

 2.  課外活動について 

今学期もWesleyan Women in Science (WesWIS)で様々なイベントの企画と運営を行った。WesWISでは比較的に少ないWesleyanのSTEMの生徒が交流+情報交換できる機会を作ることを心がけている。企画したイベントの一例として「WesCourses」は毎学期行っているピアメンタリングランチで、下級生が上級生に授業、専攻、研究などついて質問することができる。また、「Headshot & Resume Workshop」では学校のキャリアセンター(GCC)とコラボし、Etson 教授によるE-メールとカバー レターに関するプレゼンテーション、GCC スタッフが率いる履歴書ワークショップと無料でプロフェショナル顔写真を撮れるイベントを企画と運営した。3年生になり、WesWISの中でもベテランメンバーになったので、来学期も責任感を持ちながらイベントを企画と運営したいと思った。

(WesCourses のポスターと様子 )

(Headshot & Resume Workshopのポスターと様子)

・今学期も化学のTA(Teaching Assistant)を続けた。毎週、約18人の学生とレシテーション(必須な勉強会)を行い、授業のトピックに基づいた課題を出し、学生の質問に答えた。中間・期末テストの丸つけも担当した。

・化学と生物学のDean’s Peer Tutorを引き続き続けた。3人の生徒を担当し、一人毎週2回のレッスンを行った。Dean’s Peer Tutor とは大学が提携しているプログラムで、主に授業で習ったトピックや宿題などを手伝った。

・引き続き日本語のLanguage Partner を続けた。学期の最初にペアアップされた上級者日本語クラスの学生と毎週決められたテーマについて1時間ほど会話をした。

今学期は体調を崩すことが多く、研究、授業、課外活動に100%で取り組めなかったのが心残りだった。来学期は自らの生活態度・習慣などを見直し、健康管理もしっかりしながら充実した学生生活を送れるよう努めたいと思います。

以上